苦痛の少ない胃カメラ検査で
病気の早期発見・早期治療を
胃カメラ(胃内視鏡検査)では胃や食道、十二指腸のがんや潰瘍などを発見することができます。「胃カメラは苦しい」というイメージをお持ちの方も少なくないかもしれませんが、以前よりも細いスコープを用いることで苦痛の少ない検査が可能となっています。また、「ありかわ内科クリニック」では鎮静剤を使用する検査にも対応していますので、過去に胃カメラで苦しい経験をしたという方もぜひご相談ください。

当院の胃カメラ、大腸カメラの特徴
福岡県大野城市の「ありかわ内科クリニック」ではOlympus社の極細径内視鏡スコープ(GIF-1200N)を使用しています。極細径スコープのため鎮静剤を使用しなくても、経口または経鼻挿入における苦痛を減らして内視鏡検査を受けることができます。もちろん、これまで通り希望があれば鎮静剤は使用して検査を行なっています。
鎮静剤(静脈麻酔)を希望される場合には、ベッドサイドモニターで血圧や呼吸状態をしっかりと観察しながら検査を行います。
当院での胃カメラの流れ
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前日
夕食は消化の良い食事をとり、夜21時以降は食べないでください。
いつも飲んでいる薬は、飲むことができます。 -
当日朝
食事はできません。水を2杯以上飲んでください。血圧や心臓の薬は朝6時に内服してください。
ただし、糖尿病の薬は飲まないでください。- 抗凝固薬や抗血栓薬などの休薬が必要なお薬を内服されている方は事前に電話(092-580-8255)でお問い合わせください。
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問診
診察で現在の内服薬やピロリ菌の治療歴、過去の胃の病気の有無などを確認し、最後に咽頭麻酔薬のアレルギーの有無を確認したら、カメラの同意書に署名をいただきます。鎮静剤(静脈麻酔)を希望される場合には、その同意書にも署名をいただきます。
- ただし、車、バイク、自転車で受診されている場合には、鎮静剤(静脈麻酔)は使用できません。
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検査
内視鏡室で胃の中をキレイにするお薬を飲んだ後に、咽頭スプレーで喉の麻酔を行います。その後、鎮静剤(静脈麻酔)を希望される場合には、点滴を行なってから、鎮静剤(静脈麻酔)を注射し、モニター管理のもとに内視鏡検査を行います。
通常、検査時間は10〜15分です。 -
検査後
検査後はベッドごと、点滴室に移動して、約1時間休んでいただきます。
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検査結果
診察室で内視鏡画像をご覧いただきながら、胃カメラの検査結果をご説明いたします。
胃の組織採取を行なった場合には、後日、検査結果を聞きに受診していただきます。
このような症状でお悩みの方は胃カメラ検査をおすすめします
- 胸やけ、慢性的に咳がでる
- 食べ物がつかえる感じがする
- 腹部膨満や上腹部痛がある
- 便が黒っぽい
- ピロリ菌を調べたことがない
- 胃潰瘍の既往がある
- 飲酒や喫煙が多い方だ(昔、多かった)
- 短期間で体重が減少した
- 消化器がん(食道、胃、大腸など)の家族歴がある